BLOG

2018/06/21 17:00


 七月七日の夕方には、天空の天の川を挟んで織姫様と彦星様が一年に一度、天帝様の許しを得て会う
ことができるいう説が、中国から伝わっています。
 機織(はたおり)の仕事をする織姫様にちなみ、吃巧奠(きこうでん)の星の座には五色の織物や糸、
針などの裁縫に関するもの、書や和歌のための紙や筆、数々の楽器など、技芸の上達を願うものが、麦、瓜、桃などの
季節の収穫物と共に星空の下(もと)、供えられました。五色の短冊に願い事を書くと叶うといわれますが
五色は、陰陽五行思想の宇宙を統べる五行に通じ、五色が揃うことで強い魔除けの力を持ちます。
 一年の行事の一つですが、深いな~と思いました。@事務局